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VASからIFRSへの財務報告移行におけるいくつかの課題

11 February, 2025

ベトナムにおけるIFRS導入ロードマップを承認する決定第345/QĐ-BTCによると、2025年以降、特定の企業の連結財務諸表においてIFRSが適用される予定です。対象となる企業には、国有経済グループの親会社、上場している親会社、まだ上場していない大規模な公開会社の親会社、その他の大規模な親会社が含まれます。

この移行プロセスは容易ではなく、企業は多くの課題を克服する必要があります。

では、この移行プロセスでどのような困難が待ち受けているのでしょうか?

1️⃣ 初めてIFRSを適用する際の資産の減損

企業の資産の帳簿価額が回収可能額を超える場合、その企業は当期包括利益計算書に減損損失を計上しなければなりません。したがって、赤字経営の企業や、赤字の子会社や事業部門を持つ企業にとって、初めてIFRSを適用した財務諸表に大きなマイナスの影響が出る可能性があります。

2️⃣ VAS 06とIFRS 16のリース会計処理の大きな違い

VAS 06とIFRS 16ではリース取引の会計処理方法に大きな違いがあります。そのため、VAS基準では利益を計上していた企業が、IFRS基準で連結財務諸表を作成すると損失を計上する可能性があります。

3️⃣ より複雑な財務報告プロセス

IFRSへの移行には、企業が多くの会計手法や原則を調整する必要があります。国際基準に慣れていない会計チームにとっては大きな課題となり、また、社員の研修や新しいシステムの導入に伴う追加コストも発生します。

4️⃣ 必要なリソースと専門知識の不足

IFRSの移行には、IFRSに関する深い知識を持つ専門家の参加が不可欠です。しかし、これまでIFRSを適用したことがない多くの企業にとって、こうした専門家の確保は大きな課題となり、財務・人材のリソースに負担をかけるだけでなく、日常業務の妨げとなる可能性もあります。

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